カテゴリー
- 事業団主催
- 演劇
- 未就学児入場不可
作/本島勲 待田堂子
演出/金子康雄
緑区から誕生し、創立11年を迎える「劇団みどり」。
演出家の本島勲氏が2012年に立ち上げ、2020年まで芸術監督として劇団を率いてくださいました。執筆途中だった遺作を、ご息女 待田堂子さんが本公演第10回目となる今回のために完成させてくださいました。劇団みどりに関わるすべての人の想いが詰まった記念すべき作品です。どうぞお楽しみください。
あらすじ
緑が丘商店街は昭和の香りが漂う商店街。駅の近くに大きなショッピングモールができてからというもの、すっかり商店街への客足が途絶えてしまった。多くのお店がショッピングモールに移ってしまい、商店街に残るのはスナック、演芸場、電気店、花屋、塾、パン屋だけである。それぞれ後継者もなく、なんとか自分の代だけはと踏ん張っている一同だが、そろそろ潮時とも感じている。そんな中、商店街の顔ともいえる演芸場館長のジュンが倒れてしまう。商店街の一同は、スナック「愛」に集まり、商店街の今後について話し合うが―
開催概要
日時 | 令和4年10月15日(土) ①13:00開演(12:30開場) ②16:00開演(15:30開場) |
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会場 | 緑文化小劇場 |
料金 |
全自由席 ■一般:1,200円(当日1,500円) ■緑区民割(緑文化小劇場窓口限定・前売りのみ)、事業団友の会(前売りのみ)、障がい者手帳等をお持ちの方(本人と付添1名まで):1,000円 ※当公演では一部座席を除いた全ての席を販売します。(両隣にもお客様が着席されます。) ※来館の際には検温、手指消毒、マスクの着用をお願い致します。 発売日:8月3日(水)9時 |
問合せ | 緑文化小劇場 052-879-6006 |
チケット購入・申し込み | ■緑文化小劇場 TEL 052-879-6006 ■名古屋市文化振興事業団チケットガイド TEL 052-249-9387(平日9:00~17:00/郵送対応可) ■名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口(土日祝日も営業) |
脚本
本島勲
名古屋大学(旧制)文学部仏文学科卒業。コロンビア大学(ニューヨーク)留学。中部日本放送(CBC)でラジオ、テレビ・ドラマの演出、プロデュースに従事。1963年劇団〝悪魔の会〟を創立、小劇場運動を推進。その後、85年から演劇創造〝αの会〟を主宰し、H・ピンターなど欧米のさまざまな作品を演出。J・ソーンダース、H・ピンター、S・シェパード、D・マメットなどの戯曲を翻訳。共訳書にD・シーウェイ「サム・シェパード 愛と伝説の半生」(新水社)がある。著作に、古今の名作戯曲の味わい方、演出・上演の実際、演劇の魅力を縦横に語った「〈演劇への手びき〉コトバ・ことば・言葉」(桐原書店)がある。2012年に劇団みどりを創設。芸術監督、演出家に就任。2020年4月逝去。
待田堂子(まちだとうこ)
愛知県出身。橋田壽賀子脚本新人賞受賞をきっかけに日本テレビ「週刊ストーリーランド」で脚本家デビュー。以降、アニメーション作品のシナリオを執筆している。代表作は「らき☆すた」「THE IDOLM@STER」「SHOW BY ROCK!!」など。
キャスト
陽子(スナック「愛」のママ)有田陽子
ひとみ(スナック「愛」のチーママ) 石川ひとみ
京子(ホームドクター)今枝京子
ジュン(演芸場の館長)ジュン笠原
川口(電気店) 川口信幸
滝(演芸場の番頭) 滝 恵次朗
笑三(芸人) 三遊亭笑三
やよい(花屋) 清水さくら
深雪(売れっ子歌手) 瀬戸深雪
こはる(塾の校長) 牧野こはる
森(パン屋・元校長)森 崇郎
挿入歌「夢の途中だから」
作詞:瀬戸深雪 曲:TETSU 伴奏:マーサ
スタッフ
メイク/あおきしげる 舞台監督/金子康雄