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名古屋市文化振興事業団
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芸術創造賞
芸術創造賞は、名古屋市文化振興事業団の初代理事長・故亀山巌氏から受けた寄付を基金とする賞です。名古屋を中心に活動し、前年度における芸術創造活動が特に顕著で、今後の活躍が期待される個人または団体に贈るものです。このたび第34回の受賞者を決定いたしました。
尚、授賞式は、平成30年7月5日(木)14時より、ナディアパーク7階の 7th cafe にて行います。

■平成30年度
 第34回芸術創造賞受賞者決定  
 衣斐 愛<伝統芸能(能楽)>
 加藤恵利子<音楽(声楽)>

【受賞者について】
衣斐 愛
 衣斐愛氏は、日本を代表する伝統芸能のひとつである能楽のシテ方宝生流職分です。3歳から父の正宜氏のもとで稽古をはじめ、5歳で子方として初舞台を踏まれました。その後、東京藝術大学に進み、卒業とともに22歳で職分となられました。名古屋に戻って以降は、中日文化センターや名古屋の劇団などで仕舞・謡曲の教室を開き、母校である金城学院中学・高校でレクチャーを行うなど能楽の普及活動に積極的に取り組んでいます。
 特に近年の活躍は顕著で、プロ20年目となる平成28年には、自ら主宰する『逢(あい)の会』を立ち上げ、紙芝居を用いた解説や、楽器や小道具に触れる体験などを通して、子ども達に能楽の魅力を伝えるための工夫を凝らした公演にも取り組んでいます。 平成29年度における顕著な活動としては、5月に開催された名古屋能楽堂開館20周年記念公演にて舞囃子『養老』でシテを演じたことや、8月には主宰する会である『第2回逢の会公演』において父の正宜氏とともに大曲である「石橋 連獅子」を舞われたことなどが挙げられます。
 また、衣斐氏は名古屋宝生会定式能や名古屋能楽堂定例公演において毎年、能のシテを務めており、当地の能楽界にとって今やなくてはならない存在です。その実力は平成29年7月に重要無形文化財総合指定保持者の認定を受けたことからも明らかであり、能のシテ方として芸の継承と普及に尽力する姿勢は芸術創造賞の授与にふさわしく、今回の受賞にいたりました。

【前年度(平成29年度)の主な活動状況】

■2017年5月

名古屋能楽堂五月定例公演(開館20周年記念公演) 舞囃子『養老』シテ

■2017年7月

重要無形文化財総合指定保持者の認定

■2017年8月

第2回逢の会 『石橋 連獅子』赤獅子

■2017年9月

名古屋能楽堂九月定例公演(能楽普及公演)能『三山』シテ





衣斐 愛
衣斐 愛



加藤恵利子
 加藤恵利子氏は名古屋市文化振興事業団企画公演のメインキャストを数多く務めており、平成26年度「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」、平成27年度「ザ・ミュージックマン」では2年連続の主演を果たしています。また、平成29年3月には加藤氏初の単独2回上演のコンサートをHITOMIホールにて開催し、2公演ともに満席としたうえ、観客からも大きな賛辞が送られました。そのほか、歌劇「ブラック・ジャック」への出演やプロの交響楽団の芸術鑑賞会に共演するなど活動の幅を拡げており、将来有望なソプラノ歌手です。
 平成29年度の顕著な活動としては、5月に西川流宗家西川右近氏演出による創作オペラ「本能寺が燃える」に出演し、俳優の田村亮氏と共演。7月にはHITOMIホール主催のコンサート「在ル愛ノカタチ」に出演。得意とするミュージカルソングの数々で聴衆から絶賛されました。
 また、東宝が制作するミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」のオーディションに合格し、12月〜2月に行われた全国ツアーにも出演するなど、活動の幅を広げています。
 加えて、名古屋市文化振興事業団が企画する小学生を対象としたレクチャー型コンサート「未来の鑑賞者育成事業」や「名古屋こどものための巡回劇場」では司会と歌唱を担当しており、音楽愛好家のすそ野を広げる活動にも貢献しています。活動が顕著かつ将来が期待できることから、芸術創造賞の授与にふさわしく、今回の受賞にいたりました。

【前年度(平成29年度)の主な活動状況】

■2017年5月

戦国オペラ「本能寺が燃える」

■2017年7月

オン・ミュージカル「在ル愛ノカタチ」

■2017年12〜
 2018年2月

東宝ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」

■2018年3月

名古屋こどものための巡回劇場「ハロー・オーケストラ」



加藤恵利子
加藤恵利子




過去の受賞者

 
第33回<平成29年度> 人形劇団むすび座<演劇(人形劇))>
第32回<平成28年度> 安部大介<美術(版画)>
第31回<平成27年度> 谷辺昌央<音楽(ギター)>
第30回<平成26年度> 出雲 草(松本 あり)<舞踊(語り舞)>
第29回<平成25年度> 竹市 学<能楽笛方>
第28回<平成24年度> 濱田樹里<美術(絵画)>
第27回<平成23年度> 劇団うりんこ(演劇)
第26回<平成22年度> 鹿目由紀(演劇 劇作・演出)
第25回<平成21年度> 井出創太郎(腐食版画)
第24回<平成20年度> 杵屋三太郎(長唄)
第23回<平成19年度> 水谷イズル(現代美術)
第22回<平成18年度> ノノヤママナコ(舞台音楽・音響)
第21回<平成17年度> やまもとかよ(声楽)
第20回<平成16年度> 野村小三郎(狂言)
第19回<平成15年度> 村田直哉(グラフィックデザイン)
第18回<平成14年度> 冬頭裕子(舞台監督)
第17回<平成13年度> 佳梯かこ(演劇)
第16回<平成12年度> 杉戸 洋(絵画)
第15回<平成11年度> 内藤美佐子(演劇)
第14回<平成10年度> 三浦 均(デザイン)
第13回<平成9年度> 坂 治栄(舞台衣裳)
第12回<平成8年度> 井上知也(舞台装置)・加藤茂外次(絵画)
第11回<平成7年度> 青山知代佳(演劇)・設楽知昭(美術)
第10回<平成6年度> 早川麻実(バレエ)・山村博男(絵画)
第9回<平成5年度> 麻創けい子(演劇)・各務信宏(絵画)
第8回<平成4年度> 神谷かん(絵画)・高安勝久(能楽ワキ方)
第7回<平成3年度> 五條園美(日本舞踊)・若林亜由(ヴァイオリン)
第6回<平成2年度> 谷上セツ子(声楽)・廣岡倭山(邦楽)
第5回<平成元年度> 堀 義幸(石彫)・御原祥子(照明)
第4回<昭和63年度> 越智久美子(バレエ)・加藤三貴子(声楽)
第3回<昭和62年度> 伊藤三朗(舞台美術)・鹿取希世(能楽笛方)
第2回<昭和61年度> 井原義則(声楽)・中矢恵子(コスチューム・デザイン)
第1回<昭和60年度> 入谷美幸(演劇)・佐々良子(バレエ)

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