事業と取り組み

みんなの音楽大冒険!"ミニ"オーケストラ・ピクニック

2024年06月28日

名古屋市内の小学4年生を劇場に招待し、プロの楽団によるクラシックコンサートを体験していただく事業です。
2014年から「未来の鑑賞者育成事業」として継続実施していますが、10年目となる2024年度からは名称を変更して、子どもたちが文化芸術に触れる機会を守るためのクラウドファンディングにも挑戦。多くの皆様からあたたかいご支援をいただきました。

出演楽団紹介

名古屋フィルハーモニー交響楽団

日本有数のオーケストラの一つとして、愛知県名古屋市を中心に東海地方の音楽会をリードし続け、日本のプロ・オーケストラとして確固たる地位を築いている。地元では”名フィル”の愛称で親しまれ、川瀬賢太郎音楽監督のもと意欲的なプログラミングの定期演奏会をはじめ、バラエティに富んだ年間約110回の演奏会に出演している。

セントラル愛知交響楽団

1983年に発足。定期演奏会や音楽鑑賞教室(学校公演)を中心に演奏活動を続け、2023年に創立40周年を迎えた。2024年4月より名古屋出身の角田鋼亮が音楽監督に就任。バレエ、ミュージカル、POPS、邦楽、舞踊、ロックバンドなど、あらゆるジャンルの団体とも共演し『親しみのあるオーケストラ』として活動の場を広げている。

中部フィルハーモニー交響楽団

2000年に愛知県小牧市にて発足。
小牧市を拠点として東海地方の各地を中心に、個性的なプログラムでの定期的な公演を行い、地域に愛されるオーケストラとして活動を行っている。
これまでに愛知県芸術文化選奨新人賞を受賞。「地方自治の発展への功績」に対して愛知県より感謝状を授与された。
2020年に創立20周年を迎えた。

愛知室内オーケストラ

2002年、愛知県立芸術大学出身の若手演奏家を中心として発足。
定期演奏会をはじめ、特別演奏会やファミリーコンサートなど積極的な活動をしている。
2015年から6年間に亘り新田ユリを常任指揮者に迎え、創立20周年となる2022年4月に山下一史が初代音楽監督、2023年4月に権代敦彦が初代コンポーザー・イン・レジデンス、2024年4月に原田慶太楼が首席客演指揮者兼アーティスティック・パートナーにそれぞれ就任。
2023年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞。

開催実績

令和6年度実施の様子

令和6年度は、名古屋市内の小学校48校を対象に13公演を開催。合計3310名の小学4年生が自分たちの身近な地域にある劇場を訪れ、オーケストラによる生演奏を鑑賞しました。
参加した子どもたちの満足度は99%と非常に高いものになりました。また約63%の子どもたちにとって今回が「はじめて劇場に来る」体験となり、子どもたちが文化芸術に出会う大切な機会となりました。

実施アンケート