名古屋能楽堂 七月定例公演

カテゴリー

  • 事業団主催
  • 伝統芸能
  • 未就学児入場不可

生誕百年 三島由紀夫「能楽」という底流をめぐって

”どこにも人の姿はなく、もし見てゐる本多がただ一人の人間とすれば、漁師白竜とは自分のことではないかと思はれた” 『天人五衰(豊饒の海 第四巻)』*

富士山と海を背景に、月の天人と地上の人間をつなぐ物語《羽衣》—

三島由紀夫はその遺作『豊饒の海』最終巻にこの能の世界を映しこみ、詞章に謡われる「天人(の)五衰」の名を与えた。舞台である三保の松原にも1970年6月(亡くなる5カ月半前)に取材で訪れている。

狂言《鎌腹》は、命をかけた意地と恐れに葛藤する男をドラマチックに描き出す。

*『決定版 三島由紀夫全集14』2002、新潮社、392~393p

開催概要

日時

令和7年7月5日(土) 14:00開演(13:00開場)

会場

名古屋能楽堂

料金 指定席:3,200円
自由席:一般 2,200円/ 学生(25歳)以下 1,000円

※学生券は25歳(大学生)以下を対象とします。
※チケットは1回につき4枚までの販売とさせていただきます。
※事業団友の会会員・障がい者手帳をお持ちの方(付添者1名含む)は300円引きです。(学生券の割引はありません。)
(名古屋能楽堂・事業団チケットガイド・事業団施設窓口のみ。各割引との併用はできません。)

問合せ

名古屋能楽堂 TEL 052-231-0088

チケット購入・申し込み

4月24日(木)~発売

  • 名古屋能楽堂/TEL.052-231-0088
  • 名古屋市文化振興事業団チケットガイド/TEL.052-249-9387
  • 名古屋市文化振興事業団が管理する文化施設窓口<土日祝日も営業(工事休館除く)>でもお買い求めいただけます。
  • チケットぴあ/Pコード533-367

演目

能楽師によるレクチャー解説『鎌腹について』:野村又三郎
狂言「鎌腹」(和泉流)シテ:奥津健太郎

<特別企画>能楽師×演劇学研究者対談
出演:鬼頭尚久(金春流シテ方能楽師)、中尾薫(大阪大学大学院人文学研究科教授)

能「羽衣」替ノ型(金春流)シテ:本田布由樹

会場情報

FACILITY INFORMATION
舞台の写真
名古屋能楽堂
〒460-0001 名古屋市中区三の丸一丁目1番1号
開館時間

午前9時~午後9時

  • 展示室の見学は午後5時まで
  • ただし利用状況により早期閉館する場合があります

【窓口受付時間】

午前9時~午後5時(休館日を除く)

アクセス
  • 地下鉄鶴舞線「浅間町」下車 1番出口より東へ徒歩10分
  • 地下鉄名城線「名古屋城」(旧「市役所」)下車 7番出口より西へ徒歩12分
  • 市バス「名古屋城正門前」下車すぐ(栄13号系統、栄27号系統、西巡回系統)
  • なごや観光ルートバスメーグル「名古屋城」下車すぐ
駐車場

0台

客席数 630席(正面290席、脇正面178席、中正面162席)、車椅子席5席
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