カテゴリー
- 事業団主催
- 演劇
- 未就学児入場不可
「空を自由に飛びたいな」
現代の3人の高校生が体験した80年前の戦争。
戦後80年、昭和100年の今だからこそ、改めて平和を考え直すミュージカル。
劇団アルクシアター主宰、やとみまたはち氏の名作を上演します。
開催概要
日時 | 2025年 11月15日(土)18時 11月16日(日)11時/16時 ※開場は30分前 ※開演の1時間前より当日券受付開始 |
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会場 | 名古屋市青少年文化センター【アートピア】 アートピアホール(デザインセンタービル11階) |
料金 |
☆★一般 前売4,500円 当日5,000円 ☆★大学・専門学校・シニア(65歳以上) 前売3,500円 当日4,000円 ☆★高校生以下 前売2,500円 当日3,000円 ☆ペア 8,600円 ◇アルク応援チケット 6,500円(4,500円チケット+推しのサイン入りプロマイドL版付き) ★事業団友の会 4,000円 ★障がい者手帳割引 4,000円(付添1名まで割引料金) ※学生・シニアの方、受付にて学生証等身分証要提示 販売場所ごとにマークで分かれています ★…名古屋市文化振興事業団 ☆ローチケ・パスマーケット ◇パスマーケットのみ |
問合せ | 名古屋市青少年文化センター【アートピア】 〒460-0008 名古屋市中区栄3丁目18番1号ナディアパークデザインセンタービル8階 TEL:052-265-2187 FAX:052-265-2187 MAIL:yc@bunka758.or.jp ※火曜日休館 |
チケット購入・申し込み | ★名古屋市文化振興事業団チケットガイド 052-249-9387【郵送可】 青少年文化センター他、市内の文化小劇場等事業団が管理する文化施設窓口 |
メッセージ
劇団主宰・作・演出・作曲 やとみまたはち
「なぜあの戦争は起きたの?」「太平洋戦争?大東亜戦争?」「なぜ原爆は落とされたの?」……先の戦争についての素朴な疑問に分かりやすく答えるのは難しいですね。しかし「戦争中は映画みたいにみんな悲しい顔をしていたの?」これについては「違う」と答えられます。敗戦という結末を知っている現代人が手掛ける戦争の作品は、どうしても悲壮感が漂うものになりますが、当時は終戦のギリギリまで勝利を信じて応援していた人たちがたくさんいました。サッカーW杯で試合終了のホイッスルギリギリまで自国チームの奇跡の逆転を信じるようにね。
真珠湾攻撃成功の報せに「12月8日は国中がお祭りになった」という話や、特攻隊の生き残りの方が「あの戦争は大きな流行だった。乗らない手はない」と語ったことからも、当時の様子は想像できます。日清・日露戦争に勝利し、第一次大戦時の特需の恩恵にあずかった。その後の困窮の中で普通選挙が始まり、国民の声が日本を戦争へと後押しした側面もありました。
本作は現代の若者が戦争当時にタイムスリップしてしまうお話で、現代人と当時の人が触れ合う中での様々な「ズレ」を通じて、今とは違う価値観で生きている戦中の人々を描くという試みをしています。舞台は鹿児島の知覧特攻基地。特攻に向かう男たちと知覧高女の女学生たち、特攻の母と呼ばれた女性に、隊員の家族たち。陸軍特攻隊を扱う作品によく出てくる登場人物たちは、現代人と触れ合うとどんな反応をするのでしょう。そして未来を知ったとしたら……?
今回で5回目の上演となるアルクシアターの人気作「希望の歌が眠る場所」。「あの時代のその瞬間に私たち観客もいたみたい」との感想が寄せられるこの作品。演劇舞台だからこそのダイナミックな体験を通して、改めて戦争について考えてみませんか?ぜひ劇場へ足をお運びください。