芸術創造賞

芸術創造賞は、名古屋市文化振興事業団の初代理事長・故亀山 巌氏から受けた寄付を基金とする賞です。名古屋を中心に活動し、前年度における芸術創造活動が特に顕著で、今後の活躍が期待される個人または団体に贈るものです。このたび第37回の受賞者を決定いたしました。
尚、授賞式は、令和3年10月7日(木)14時00分より、7th cafe(ナディアパーク7階)にて行います。

令和3年度 第37回芸術創造賞受賞者決定

鹿島 俊裕 <伝統芸能(狂言)>
Chang(兵藤 禎晃) <演劇(道化)>

受賞者について

鹿島 俊裕 / 伝統芸能(狂言)
能楽師狂言方和泉流。名古屋大学在籍時に能楽サークル「名大観世会」に入部、狂言と出会う。大学卒業後プロの道に。佐藤友彦および故・四世井上菊次郎に師事。
1995年「口真似」にて初舞台。2003年「奈須與市語」、2006年「翁付面箱持」、2007年「翁付三番叟」、2016年「道成寺」オモアイ、2019年「釣狐」をそれぞれ披く。2015年、2020年Eテレ「にっぽんの芸能」に出演。
名古屋で活動する狂言役者集団「狂言共同社」に所属。現在、地元・東海市を拠点に知多半島、名古屋、東京などで活躍中。狂言普及活動として、地元東海市の芸術劇場と名古屋市にて毎月狂言の解説と実演を行うレクチャー公演を開催している。
(公社)能楽協会名古屋支部常議員、和泉流職分会会員、東海市市民大学「平成嚶鳴館」講師、名古屋高等学校演劇部講師。
学生時代からの努力に裏打された精力的な活動実績に加え、コロナ禍でもオンラインと舞台での活動を両立していることが評価され、また今後の更なる活躍が期待されることから今回の受賞に至った。

前年度(令和2年度)の主な活動状況

2020年7月

ポッシブる!@WEB:NAGOYAわくわく 狂言ワークショップ

  • Zoomを使ったオンライン講座  
2020年7月 平成嚶鳴館体験講座 ちょこかじSDK 解説と実演
2020年8月 なごや子どものための巡回劇場テイクアウト(北文化小劇場)
「狂言共同社 狂言がやってきた!」狂言「附子」出演、YouTubeにて動画配信
2020年8月 ポッシブる!@WEB:NAGOYA 狂言で体幹トレーニング
  • Zoomを使ったオンライン講座
2020年9月 名古屋能楽堂九月定例公演 狂言「素袍落」出演
2020年10月 能狂言が見たくなる講座(豊田市能楽堂)能「葵上」出演
2020年10月 やっとかめ文化祭 芸どころまちなか披露 辻狂言
狂言「仏師」「茶壷」出演、YouTubeにて動画配信
2020年11月 やっとかめ文化祭 芸どころ名古屋舞台(名古屋能楽堂)狂言「蟹山伏」出演
ポッシブる!@WEB:NAGOYA 狂言で体幹トレーニング
  • Zoomを使ったオンライン講座
2020年12月 清正公さん国づくり狂言(中村文化小劇場)
新作狂言「冥加さらえ」出演
2021年1月 じごくらくごじ(豊田市能楽堂)新作狂言「地獄大変」出演
2021年1月 名古屋宝生会(名古屋能楽堂)狂言「苞山伏」出演
2021年1月 1月特別公演(国立能楽堂)狂言「節分」出演
2021年2月 猿猴庵の芝居好き狂言「瓜盗人」出演、動画配信
2021年2月 立合狂言会(宝生能楽堂)狂言「寝音曲」出演
2021年3月 名古屋能楽堂三月定例公演 能「養老」出演
2021年3月 小中学生のための能・狂言鑑賞会(豊田市能楽堂)狂言「梟山伏」出演

Chang(兵藤 禎晃)/演劇(道化)
道化師。パフォーマー、アーティスト。特定非営利活動法人 愛知人形劇センター理事。
元モンゴル国立サーカス道化師ハドガーにサーカス芸を師事するなど国内外で道化を学ぶ。
モンゴルやアメリカなどで海外公演にも多数出演する一方で、文化庁の「文化芸術による子供育成総合事業」(芸術家の派遣事業)講師を務めるなど講師歴も多く、離島や過疎地域でのワークショップ等の活動を積極的に行っている。
近年はパペットシアターゆめみトランクや現代舞踊協会の公演に出演するなどジャンルの枠を越えた活動も多い。
2018年にはラストラーダカンパニーを創設し、「コメディ・クラウン・サーカス」を率いて(一財)児童健全育成推進財団の児童福祉文化賞を受賞。また自身が制作、出演した「サーカスの灯」は厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財推薦作品に認定された。
パフォーマンスの中にドラマチックな表現の盛り込まれた活動が高く評価され、今回の受賞に至った。

  • Chang(兵藤 禎晃)

前年度(令和2年度)の主な活動状況

2020年12月 「竜潭譚」無観客ライブ配信
2021年2月 きみのあした♪プロジェクト動画作品「Tomorrow is Yours inspired by ANET」
(企画 西川 千雅・夜久 ゆかり)出演
2021年3月 第20回アシテジ世界大会2020国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル
国内招待作品「サーカスの灯」出演

過去の受賞者

第36回<令和2年度> 刈馬 カオス <演劇(劇作・演出)>
角田 鋼亮 <音楽(指揮)>
第35回<令和元年度(平成31年度)> 柴野 理奈子<文学(児童文学)>
下斗米 大輔<舞台衣裳>
第34回<平成30年度> 衣斐 愛<伝統芸能(能楽)>
加藤恵利子<音楽(声楽)>
第33回<平成29年度> 人形劇団むすび座<演劇(人形劇)>
第32回<平成28年度> 阿部 大介<美術(版画)>
第31回<平成27年度> 谷辺 昌央<音楽(ギター)>
第30回<平成26年度> 出雲 草(松本 あり)<舞踊(語り舞)>
第29回<平成25年度> 竹市 学<能楽笛方>
第28回<平成24年度> 濱田 樹里<美術(絵画)>
第27回<平成23年度> 劇団うりんこ<演劇>
第26回<平成22年度> 鹿目 由紀<演劇(劇作・演出)>
第25回<平成21年度> 井出 創太郎<腐食版画>
第24回<平成20年度> 杵屋 三太郎<長唄>
第23回<平成19年度> 水谷 イズル<現代美術>
第22回<平成18年度> ノノヤマ マナコ<舞台音楽・音響>
第21回<平成17年度> やまもと かよ<声楽>
第20回<平成16年度> 野村 小三郎<狂言>
第19回<平成15年度> 村田 直哉<グラフィックデザイン>
第18回<平成14年度> 冬頭 裕子<舞台監督>
第17回<平成13年度> 佳梯 かこ<演劇>
第16回<平成12年度> 杉戸 洋<絵画>
第15回<平成11年度> 内藤 美佐子<演劇>
第14回<平成10年度> 三浦 均<デザイン>
第13回<平成9年度> 坂 治栄<舞台衣裳>
第12回<平成8年度> 井上 知也<舞台装置>
加藤 茂外次<絵画>
第11回<平成7年度> 青山 知代佳<演劇>
設楽 知昭<美術>
第10回<平成6年度> 早川 麻実<バレエ>
山村 博男<絵画>
第9回<平成5年度> 麻創 けい子<演劇>
各務 信宏<絵画>
第8回<平成4年度> 神谷 かん<絵画>
高安 勝久<能楽ワキ方>
第7回<平成3年度> 五條 園美<日本舞踊>
若林 亜由<ヴァイオリン>
第6回<平成2年度> 谷上 セツ子<声楽>
廣岡 倭山<邦楽>
第5回<平成元年度> 堀 義幸<石彫>
御原 祥子<照明>
第4回<昭和63年度> 越智 久美子<バレエ>
加藤 三貴子<声楽>
第3回<昭和62年度> 伊藤 三朗<舞台美術>
鹿取 希世<能楽笛方>
第2回<昭和61年度> 井原 義則<声楽>
中矢 恵子<コスチューム・デザイン>
第1回<昭和60年度> 入谷 美幸<演劇>
佐々 良子<バレエ>